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2018/12/06

サンゴ保全で論文賞 非研究者で初!!

Tweet ThisSend to Facebook | by:恩納村商工会 安富祖
サンゴ保全で論文賞 非研究者で初!!

 「沖縄の豊かな海を取り戻したい」。サンゴを保全するため20年前から養殖に取り組む、恩納村漁協参事の比嘉義視さんが中心とする研究チームが執筆した論文が11月、日本サンゴ礁学会の論文賞を受賞した。筆頭執筆者を非研究者が務めた論文が、同賞を受賞したのは初めて。論文は、生存率が高く、簡易な方法での養殖法をまとめたほか、その養殖法の有効性を科学的に証明した。比嘉さんは「大きな転換点になると思う。これを機にサンゴ養殖がさらに進む」と自負した。
 同漁協は1998年、国内で初めて「サンゴひび建て式養殖」を始めた。「ひび建て式」は、海底に打ち込んだ杭の上にサンゴを乗せて養殖する手法。他の方法に比べ大規模な養殖が可能で、複雑な器材も必要ない。2017年3月までに約2万4千群体の養殖に成功した。
 比嘉さんらの取り組みに県や大学の専門家らが加わった研究チームは、約2万4千群体のサンゴの産卵数が年間約57億個、そのサンゴに棲み込む魚が約67万匹いたとの推定値を出し、「ひび建て式」の有効性を裏付けた。16年夏には、世界各地で高水温による大規模な白化現象がみられたものの、恩納村沿岸で調査した結果、天然サンゴよりも養殖サンゴの生存率が高かったことも証明した。
 「一般的には天然サンゴの質のほうが高いと思われているが、実際はあまり変わらない」と比嘉さん。2070年代には世界のサンゴが消滅するとの予測もある中で「人の手で育てられることが分かれば、希望が持てる」と展望した。
(2018年12月4日 琉球新報記事より転載)


比嘉さん、おめでとうございます!!

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