2021.05.17
- お知らせ
恩納村商工会にて沖縄県よろず支援拠点の専門家から助言が受けられます

毎週金曜日の10時~16時の間、恩納村商工会にて沖縄県よろず支援拠点による個別相談会を行っております。
「よろず支援拠点」とは、国が全国に設置している無料の経営相談所で
販路開拓や経営分析、ネット販売戦略など各分野の専門家が在籍しています。
沖縄県よろず支援拠点公式HP⇒ 沖縄県よろず支援拠点 (yorozu.okinawa)
個別相談は予約制で1回の面談は約1時間程度です。状況によってTV会議の場合もあります。
相談をご希望の方は、お気軽に恩納村商工会へご連絡下さい。
恩納村商工会 電話:098-966-8258 担当:国吉、田村
※よろず支援拠点の専門家による、実際の恩納村内事業者への支援事例は下記の通りです。
足元見つめ直しトライ
◆ 企業名 ペンションほろほろ
◆ 業 種 宿泊・食品販売
◆ 所在地 恩納村
◆ 資本金 個人事業
◆ 創 業 2013年
◆ 従業員 2人
【相談】
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、ペンションの宿泊客が大幅に減少した。宿泊客に人気のあった自家製シークァーサーマーマレードと沖縄野菜ピクルスのネット販売で新たな売り上げをつくりたい。
【回答】
恩納村の依頼を受け、よろず支援拠点では毎週金曜日に恩納村商工会で相談会を開いてきた。そこに訪れた相談者の一人が、コロナ禍で宿泊客が激減した「ペンションほろほろ」オーナーの清水江津子さんだった。
ペンションほろほろオーナーの清水江津子さん(右)= 恩納村瀬良垣
新たな売り上げを作っていくために、これまで宿泊客に人気のあった自家製の「シークァーサーマーマレード」と「ほろほろピクルス」をネットで売りたいとの相談であった。
まずはネットショップシステムの種類や活用事例をいくつか紹介した。また集客については、自社ホームページのトップにバナーを張り、ショップへ誘導する方法などをアドバイスした。
その後しばらくして、ネットショップは開設できたが、年末商戦に間に合わせることができなかった。そこで、これまでペンションを利用したことのあるお客さまへネットショップのご案内とQRコードを付けて年賀状を送ったところ、2週間で20件近くの注文が入った。少数ではあるが、新規の顧客も獲得できた。
コロナ禍の中、多くの事業者が新たなビジネスや販路を模索している。その一つにネット販売がある。今回は順調にスタートできたが、利益を生むビジネスにしていくためにはさらなるブランディングが必要である。
コロナ禍の今こそ、事業者自らがターゲットやマーケットなど、足元を見つめ直す時でもある。今後も事業者のポテンシャルを引き出すためのトライ・アンド・エラーに付き添い、支援を続けていきたい。(沖縄県よろず支援拠点コーディネーター・仲宗根功)
詳しくはコチラ >> https://yorozu.ti-da.net/e11867519.html